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病院について

平成26年 年頭の辞

2014/01/01

昨年もたくさんのことがありました。
その中で日本中が喜んだ出来事の一つは、2020年夏季オリンピック開催地に東京が選ばれたことでしょう。
アルゼンチンで開催されたIOC総会の最終プレゼンテーションで、滝川クリステルさんが「おもてなし」という表現を使って決定的な評価をもらったとされています。


「おもてなし」とは

日本語の「おもてなし」は、英語では「ホスピタリテイhospitality」と訳されます。
「ホスピタリテイ」は、本来教会で看護に当たる聖職者の無私の献身と歓待を指す言葉です。
家族と接するように、見返りを求めない心で訪ねてきた人を迎え、お世話することです。
海外からの訪問者にパーテイなどで挨拶してもらうと、「あなたのホスピタリテイに感謝します。Thank you for your hospitality」という表現をしばしば使います。
これに対して、「サービスservice」という言葉には、ホテルにおける客とスタッフの関係のように上下あるいは主従関係という意味合いが含まれます。
英語のserviceの語源であるラテン語のservitusには、「奴隷」というニュアンスが含まれるからです。


「サービス」ではなく「ホスピタリテイ」の心

日本語の「病院」は、英語では「ホスピタルhospital」です。
「hospital」は、「ホスピタリテイhospitality」から派生した言葉とされています。
ときに「患者サービスを心がけましょう」などといった表現が使われますが、これは不適切な表現であることになります。

医療従事者は、「サービス」ではなく「ホスピタリテイ」の心を持って患者さんに接することが大切と思われます。

本年もどうかよろしくお願いいたします。

 

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