診療科
リハビリテーション科の治療は主治医・リハビリテーション科医・看護師・理学療法⼠・作業療法⼠・⾔語聴覚⼠・義肢装具⼠・栄養⼠・医療ソーシャルワーカー・臨床⼼理⼠など多職種と連携をとりながら専⾨診療、チーム医療を実践しています。特に療法⼠が中⼼となり、理学療法、作業療法、⾔語聴覚療法のリハビリテ ーション訓練を⾏います。
当院のリハビリテーション科では地域の⼀般急性期を担うという病院機能の⽴場から主に⼊院されている⽅のリハビリを⾏っていますが、⼼臓リハビリテーションでは通院リハビリテーションにも⼒を⼊れています。
リハビリテーション科部⻑1名、⾮常勤リハビリ医2名、理学療法⼠8名、作業療法⼠4名、⾔語聴覚⼠2名で業務にあたっています。療法⼠は経歴10年以上の経験豊富なベテランが多く質の⾼いリハビリテーションが実施されています。また⼼臓リハビリテーション指導⼠3名(医師2名、理学療法⼠1名)、3学会認定呼吸療法⼠2名、糖尿病運動指導⼠2名、がんのリハビリテーション研修修了者9名が専⾨分野を担っています。
当院におけるリハビリテーションの特徴は、集中治療室や⼀般病棟に⼊院されている患者さんに対して、発症や⼿術後早期からリハビリテーションを開始していることです。訓練室はもちろんベッドサイドや病棟でもリハビリテーションを実施しています。廃⽤症候群を予防し早期離床を促し、早期退院・早期社会復帰へとつなげます。
当院での急性期治療の後、引き続きリハビリテーションが必要な方には退院支援室等を通して回復期リハビリテーション病院等の適切な医療機関、施設を紹介しています。これらの医療機関、施設に対し情報提供することにより切れ目のないリハビリテーションが受けられる体制を整えています。また当院での整形外科手術後の方に対しては外来のリハビリテーションも行っています。
⼼配運動負荷試験という呼気ガス分析装置を⽤いて最適な運動処⽅⾏い安全に有酸素運動を⾏って頂けます。
⼊院後、早期離床・早期退院を⽬指して急性期よりリハビリテーションを⾏い、退院後も通院で継続できます。
⾔語聴覚⼠が2名在籍しており失語症や⾼次脳機能障害に対するリハビリテーションを⾏っています。また摂⾷・嚥下リハビリテーション(飲⾷物をうまく飲み込むためのリハビリ)についてもNST(栄養サポートチーム)と連携しながら活動しています。