チーム医療
近畿中央病院は平成19年度より、がん診療連携拠点病院として、がん治療とともに、緩和ケアを推進しています。主にがん患者さまと、ご家族の様々なつらさを和らげる為に、緩和ケアチームが主治医や他の医療者と連携し、治療や療養のサポートを行なっています。
がんなどの療養中は、痛み、食欲低下、息苦しさ、だるさといった体の不調、また気分の落ち込みなど心の問題が、患者さまの日常生活を妨げることがあります。これらの問題はがんなどの療養の経過中、程度の差はあっても多くの患者さまが経験します。
緩和ケアとは、そのようながんの患者さまのからだや、心のつらさを和らげ、生活やその人らしさを大切にする考え方であり、療養生活の質を維持、向上することを目指した医療・ケアです。