当院は、人間ドック・健診施設機能評価の認定施設です。
人間ドックを行っている医療・健診施設を対象に、日本病院会・日本人間ドック学会が健診施設の質の改善を促進するために第三者的評価を行う事業です。
評価基準は、どの項目も皆さまが安心して質の高いドックを受けられるかどうかに重点がおかれています。
異常発見後も特にがんについては、厚生労働省指定の地域がん診療連携拠点病院(兵庫県内17病院の一つ)として、当院にて治療がスムーズに行えます。
普段から診療に携わっている、優秀なスタッフによる安心の健診を提供いたします。
1962年の健康管理センター発足より、公立学校共済組合員を始め、年間約6,500人の方が受診されています。
人間ドックを受診された方には詳細な結果報告書を送付しております。結果報告書には担当医からの人間ドック総合判定結果と各検査結果が記載されます。
特に、オプション検査、簡易脳ドックと肺がんドックを受診の方には画像診断検査画像もCDにて送付しております。
健診結果には必ず目を通して、ご自身の健康状態を確認しましょう。異常がない場合でも、健診結果を保管して検査数値の推移を把握することで、病気の予防や健康の維持管理に活かすことができます。
また、将来、障害年金の支給を受ける場合には、その原因となる傷病の初診日を確認する必要があり、その確認資料として健康診断や人間ドックの健診結果を使用することがあります。
専門的な技術をもった検査技師や最先端の検査機器を導入しています。
詳しくは「臨床検査科」「診療放射線技術部門」をご覧ください。
宿泊ドックの方には、保健師、運動指導士、管理栄養士による健康講話を開催します。当院オリジナルの7分間体操その他、多彩なプログラムであなたの健康を守るお手伝いをいたします。
人間ドック施設の理念
受診者の健康増進を図るために、職域および地域のニーズに応える運営を行う。
人間ドック施設の基本方針
快適な診療環境の下で、優れた健診を効率よく提供し、受診者の病気の予防、早期発見と早期治療を目指します。
受診者の個人情報の保護を規定した法令を遵守して、人間ドックの運営を行います。
健診結果をもとに、人々の健康増進に貢献します。
人間ドック受診者の権利
受診された健診内容について疑問があれば、どのようなことでも質問する権利があります。
また、診療相談制度を利用することもできます。
健診を受けるときには、わかりやすい言葉で丁寧に説明を受ける権利があります。
健診上必要とされた個人情報やプライバシーが守られる権利があります。
医療事故防止に配慮した環境で、安心して健診を受ける権利があります。
すべての受診者が等しく権利を行使するために、他の受診者や職員に迷惑をかけないよう行動する責務があります。
腫瘍マーカーや画像診断、細胞診等を組み合わせることで、総合的ながん検診が実現可能となり、早期発見につながっています。
胃・食道がん | 7件/年間 (0.23%) | 主に胃カメラ検査によって発見 |
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大腸がん | 6件/年間 (0.18%) | 主に便検査によって発見 |
肺がん | 4件/年間 (0.13%) | 胸部CT検査・レントゲン検査によって発見 |
乳がん | 3件/年間 (0.33%) | マンモグラフィ検査・乳房触診検査によって発見 |
前立腺がん | 3件/年間 (0.17%) | PSA検査によって発見 |
甲状腺がん | 0件/年間 (0.00%) | 頸動脈超音波検査(脳ドック・簡易脳ドック)によって発見 |
よくあるご質問は下記リンクからご覧ください。