2023.08.02
お知らせ
65歳以上の認知症の人の数は、2025年には約5人に1人になるとの推計もあります。当院においても例外ではなく、高齢で認知機能が低下した患者さまの入院が増加しています。認知症の方が入院した場合、過剰なほど刺激が多い入院環境の中、病気による身体の不調を感じ、慣れない治療を受けなければなりません。そのため、日頃できていたことが上手くいかず不安になり、さらに環境の変化から混乱してしまうことがあります。そこで、認知症の患者さまが穏やかな入院生活を送ることができるよう支援するために、2022年10月に院内に認知症・せん妄サポートケアチームが発足しました。
認知症による行動や意思疎通の困難さにより、疾患の治療が円滑に進まないことが見込まれる患者さまに対し、認知症の悪化を予防し、疾患の治療を円滑に受けられることを目的として活動する多職種で構成されたチームです。
医師 | 3名 |
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認知症看護特定認定看護師 | 1名 |
看護師 | 1名 |
MSW(社会福祉士) | 1名 |
薬剤師 | 2名 |
言語聴覚士 | 1名 |